中在ケイのブログ

文章と書くことが得意になりたい

読書

春の心地よさと「田園交響楽」を読んで

最近、休日にはよく運動がてら公園に行くのですが、そこで子どもたちの笑ったり泣いたりする声が聴こえるのですが、鳥のさえずりや、こすれた木の葉の音とが相まってどこが落ち着いた心地になります。 少し前にアンドレ・ジッドの「田園交響楽」を読了しまし…

靴下の穴より推しのこと

こんにちは。最近は近所の桜が淋しい感じになってきました。 梶井基次郎の「檸檬」を読み終わりました。(2024年 11冊目) 初めに言うと、めっちゃドハマリした作品でした! 特に「城のある街にて」がとても好きで、文章だけなのに当時の夏の日の匂いや空気感…

ヘタなりの読書感想 その1

サリンジャー選集 2 若者たち 短編集Ⅰ この本はJ.D.サリンジャーの初期の短編集になります。 短編集を読んでいて初期の初期作品の「若者たち」や「じき要領をおぼえます」などは、登場人物が短編ではあるけど、一気に何人もの登場人物が出てきて名前が覚えづ…

自分の好きな小説のこと

こんばんは、昨日の朝は空気が尖っていたのですが、昼時には雨が上がり春陽さす昼下がりでした。 ふと考えたことがあって、「私が好きな小説ってなんだろう?」と考えていたのですが、率直に言えば私は小説に救いを求めているんだなーって思ったことです。 …

途中で読むことを辞めがち

小説を読んでいてふと思ったのですが、自分は途中で読むことを辞めた作品が多いなって気づきました。以前読んだ幸田露伴の短編集も途中の部分で飽きてしまいましたし、「銀河の壺なおし」というSFも自分にとってはまだ早いなって思い、第一章くらいで読むの…

幸田露伴の太郎坊を読んで

今は幸田露伴の短編集を読んでいます。なぜこの本を手に取ったということなのですが、最初に書いてある幸田露伴の簡易的な概要を読み、図書館に通って独学していた所に興味を惹きました。 途中までしか読んでいませんが、ちょっとずつ読んで感想を言っていこ…